Windows11のパソコンでPowerAutomateやOneDriveにログインしようとすると、「0X8004def7」というエラーメッセージが表示され先に進む事ができない場合の修復・解決方法をご紹介致します。
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0x80080005の症状
デスクトップ版のPower Automateを起動するとOneDriveにサインインできませんというメッセージで先に進めません。
Microsoft OneDrive
×OneDriveにサインインできません。
お使いのアカウントに問題があります。OneDrive.comにサインインして、問題の詳細を確認して修正してください。(エラーコード:0X8004def7)
0X8004def7の原因
0X8004def7が表示される症状の原因は以下の可能性があります。
- OneDriveが凍結されている。
- OneDrive同期アプリに問題がある。
- アカウントが中断された。
- OneDriveの容量オーバー
0X8004def7の解決方法
Powerautomateを起動する際に「0X8004def7」が表示される場合は、連携するOneDriveのアカウントが凍結されている場合があります。
次の方法を試してみましょう。
WEBブラウザでOneDriveへアクセスします。
以下のメッセージが表示されたら、「アカウントの凍結を解除する」を選択します。
ようこそ
しばらく私用していない間にアカウントが凍結されました。自動で削除されないようにするためには、○○○までにアカウントの凍結を解除してください。
「アカウントの凍結を解除する」
以下のメッセ―ジが表示されますので。24時間後に改めてOneDriveのログインを試します。
ファイルの凍結を解除しています。
アカウントの凍結解除には最大24時間かかることがあります。
WEBブラウザでOneDriveへアクセスできることを確認します。
デスクトップ版のPower Automateを起動し、マイクロソフトアカウントでサインインします。
Power Automateにログインできることを確認します。
トラブルシューティングの実行(Win10)
Windows10は、エラー発生時に問題を自動検出・修復する「トラブルシューティング」という機能が内蔵されています。
「Windows Update」に不具合が発生した際には、「トラブルシューティング」を実行し、正常に動作できるか確認してください。
検索ボックスへ「トラブル」と入力し、「トラブルシューティングの設定」を選択します。
「追加のトラブルシューティングツール」を選択
「Windows Update」より、「トラブルシューティングの実行」を選択します。
「問題を検出しています」と表示されるのでしばらく待ちます。
「トラブルシューティングが完了しました」と表示され、「見つかった問題」を確認してトラブルシューティングツールを終了します。
何も確認出来なければそのまま終了します。
トラブルシューティングの実行が完了したら、改めてWindows Updateを行い更新プログラムがインストールできるか確認します。
Windows Updateの一時ファイルをクリア
「Windows Update」用にダウンロードした一時ファイルのクリアを行い、エラーが改善するか確認します。
「Windowsボタン」を右クリックして「ファイル名を指定して実行」画面を起動します。
「名前」へ「%windir%\SoftwareDistribution\Download」と入力し「OK」を選択します。
%windir%\SoftwareDistribution\Download
「Download」フォルダ全てのファイルを削除します。※ファイルの削除には管理者権限が必要です。
「Download」フォルダは閉じて、再び「Windowsボタン」を右クリック→「ファイル名を指定して実行」画面を起動します。「名前」へ「%windir%\SoftwareDistribution\DataStore」と入力し「OK」を選択します。
%windir%\SoftwareDistribution\DataStore
「DataStore」フォルダ全てのファイルを削除します。※ファイルの削除には管理者権限が必要です。
「Download」フォルダは閉じて、再び「Windowsボタン」を右クリック→「ファイル名を指定して実行」画面を起動します。「名前」へ「services.msc」と入力し「OK」を選択します。
services.msc
「Windows Update」を「右クリック」→「一時停止」もしくは「停止」を選択します。もう一度「Windows Update」サービスを「右クリック」し、「再開」「開始」を選択しパソコンを再起動します。
以上で、Windows Updateの一時ファイルのクリアが完了です。
SFCとDISMコマンドの実行
コマンドで「sfc /scannow」を実行します。
sfc /scannow
「Windowsボタン」より検索ボックスへ 「コマンド」と入力し、「管理者として実行」を選択
sfc /scannow と入力して Enter
スキャンが始まり、問題があれば「Windows リソース保護により、破損したファイルが見つかりましたが、それらは正常に修復されました。」というメッセージが表示され自動で修正されます。
次に「DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth」と入力し「Enter」
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
数分程度、処理の完了を待ちます。
「復元操作は正常に完了しました。」と表示されたら完了です。
PCを再起動し、WindowsUpdateを試してみましょう。
Windows Updateのコンポーネントリセット
Windows Updateうまく完了できない場合は、Windows Updateコンポーネントのリセットで復旧できる場合があります。
「Windowsボタン」より検索ボックスへ 「コマンド」と入力し、「管理者として実行」を選択
以下の文字列を全て選択しコピーして貼り付け「Enter」
net stop usosvc
net stop dosvc
net stop wuauserv
net stop bits
move %SystemRoot%\SoftwareDistribution %SystemRoot%\SoftwareDistribution.old
del %ALLUSERSPROFILE%\Microsoft\Network\Downloader\qmgr0.dat
del %ALLUSERSPROFILE%\Microsoft\Network\Downloader\qmgr1.dat
net start bits
net start wuauserv
net start dosvc
net start usosvc
%SystemRoot%\system32\usoclient.exe StartScan
処理が完了したらPCを再起動して確認しましょう。
ディスククリーンアップ
ハードディスクやSSDの空き容量が少ないと、WindowsUpdateにエラーがでる可能性がありますので、これまでWindowsUpdateで蓄積された更新ファイルを削除します。
検索ボックスへ「ディスク」と入力し、「ディスククリーンアップ」より「管理者として実行」を選択します。
ドライブの選択画面で「OS(C:)」を確認し、「OK」を選択します。
「システムファイル」のクリーンアップ」を選択します。
ドライブの選択で「OS(C:)」を確認し、「OK」を選択し処理を待ちます。
WindowsUpdateのクリーンアップにチェックが入っていることを確認して「OK」を選択し「ファイルの削除」を実行します。今回のテストでは「2.99GB」の容量を確保できます。
その他の項目は、必要に応じてチェックを入れましょう。
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