お客様や取引先などのメールで、
「winmail.dat」という名前の添付ファイルが、PCで開く事が出来ない。
送信元に聞いても「こちらでは添付ファイルを問題なく開けている」と言われ、どうすればいいか困ったことはないでしょうか?
「winmail.dat」は、正式なファイルであることが多く、PDFやWord/Excelなど実際に送られたファイルの見落としに繋がります。
何かの原因で、見れなくなった添付ファイルを「変換」したり「開く」方法をお伝えします。
「winmail.dat」の原因
「winmail.dat」はウイルスではありません。
ただし、悪意を持った送信者がタイトルを偽装している可能性もあるので受信メールに怪しい点がないか注意して下さい。
「HTML」形式(色字や太字など装飾可能なメール形式)で添付ファイルを送った際に、「Outlook」以外のメールソフトで受信した場合に起こる可能性が多いようです。
メール受信者が元々「Outlook」を使っておりその時は問題がなかったが、メールシステムの変更で「Outlook」以外(サイボウズガルーンやサイボウズOfficeなど)のWEBメールソフトで受信するようになった際に発生することが多いようです。
見たことがないファイルなので、ウイルスと勘違いしやすいです。
この原因は「Outlook」の仕様ですので、受信者側ではどうすることもできません。
サイボウズoffice10の対応
「Outlookからリッチテキスト形式で送信されたメールを受信すると、添付ファイルが消えたり、「winmail.dat」というファイルが添付されたりする場合があります。」
https://faq.cybozu.info/alphascope/cybozu/web/office10/Detail.aspx?id=1903
方法1 拡張子の変更
「winmail.dat」には、ExcelやPDFなど一般的なファイルの他にOutlookの機能ファイルなどが含まれている場合があります。
拡張子が分かっていればそのままリネーム(.datを.pdfなどに変更)して開くことができる可能性もありますが、ファイルが複数含まれている場合は開く事ができません。
添付ファイルがワード文書だとわかっている場合
例:「winmail.dat」→「winmail.docx」
その他の拡張子
・ Excel → .xlsx
・ PowerPoint → .pptx
・ PDF → .pdf
・ ZIP → .zip
方法2 無料ツールでファイル変換
インターネット上のツールを利用する方法です。
PCへインストールする必要はありません。macでもwindowsでも関係なく利用できます。
① 「winmail.dat」ファイルのダウンロード
メールで受信した添付ファイル「winmail.dat」を、デスクトップなど特定の場所へダウンロード
② サイトへアクセス
「ファイルを選択」より①でダウンロードした「winmail.dat」を選択
③ 「winmail.datを変換する」を選択
④ ブラウザの指定した場所へ「.ZIP」形式でダウンロード
方法3 GmailやYahooメールに転送
会社のセキュリティやパソコンの権限が原因で、WEBサービスを使って開く方法が利用できない場合は、WEBメールに転送して変換できる可能性があります。
「winmail.dat」が添付されたメールをそのまま「Gmail」や「Yahooメール」のメールアドレスに転送し、添付ファイルをダウンロードして下さい。
一度ダウンロードした「winmail.dat」ファイルを改めて添付してもうまくいかない場合がありますのでご注意下さい。
方法4 専用ソフトを利用して開く
「Winmail Opener」というフリーソフトをインストールして開きます。
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まとめ
メールの添付ファイルが「winmail.dat」になってしまう現象は、送信元のメールソフトが Outlook の時に発生することが多いです。
送信者へお願いできるのであればOutlook以外のメールソフトを使って添付ファイルを送ってもらいましょう。
お願いすることが難しい場合は、上記の方法をお試し下さい。
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