2023年5月21日日曜日に、クレジットカード会社のセゾンカードを装ったフィッシング詐欺だと思われるメールが届きました。同じようなメールが来てどうしたらいいか迷われている方は以下を参考に注意して下さい。
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メールの内容
以下のメールが届いても、リンクをクリックすることは危険です。
内容を確認しても、日本語がおかしい箇所がいくつかあります。
差出人
株式会社SAISON CARD ———-@mai2.saisoncard.co.jp
表題
アカウントのご使用は制限されています,ログインしてからご確認ください。
本文
【(メールアドレス)様】利用いただき、ありがとうございます。
不正アクセスを検知したため、アカウントのご使用は制限されています。ログインしてからご確認ください。
ログイン日時: 2023-05-21 9:02:31 PM
IPアドレス:***..218.46 / Microsoft Edge Windows 10
ログインしてご確認ください、お客さまがこのアカウントの正当な保有者であることをお知らせください。
つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。
ご本人確認
ご不便とご心配をおかけしまして誠に申し訳ございませんが、
何とぞご理解賜りたくお願い申しあげます。
■発行者■
株式会社クレディセゾン
〒170-6703 東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60・52F
メールコード CA3458906
詐欺だと思われる項目
差出人のメールアドレスを確認するとセゾンカードの公式メールとは関係のないドメインが確認できます。
詳細ヘッダーにはまた別のメールアドレスが記載
ボタンのリンク先もセゾンカードとは関係のないドメイン
不審なメールを受け取ったら
セゾンカードやセゾンNetアンサーをかたるフィッシングメール・SMSにご注意ください。
当社を装ったメールを会員様を含む不特定の方へお送りし、お客様の個人情報などの入力を誘導する悪質な詐欺が発生しています。
最近では、当社のデザインに酷似したニセのページに誘導し、お客様のカード番号、有効期限、暗証番号、またはNetアンサーID/パスワードなどの入力を誘導し、不正に個人情報を取得するという悪質なフィッシング詐欺が発生しております。
万が一、不審なメールを受け取った場合、以下の点をご確認いただき、メールにあるURLはクリックせずにメール自体を削除していただきますようお願いいたします。
https://www.saisoncard.co.jp/customer-support/information/20191120/
セゾンカードより送るメールアドレス
当社からお送りするメールの送信元アドレスは、以下のとおりです。アドレスが相違していないかご確認ください。
https://www.saisoncard.co.jp/customer-support/information/20191120/
差出人のEメール
- nasp@mail.saisoncard.co.jp
- namr@mail.saisoncard.co.jp
- opmr@mail.saisoncard.co.jp
- nabd@mail.saisoncard.co.jp
- opbd@mail.saisoncard.co.jp
確認されているのフィッシングサイトURL
- https://www.saisoncard.co.jp.●●●●.com/●●●●.php
- https://saisoncard.co.jp.●●●●.com/●●●●.php
- https://saisoncard.co.jp.●●●●.org/●●●●.php
- https://saisoncard.co.jp.●●●●.net/●●●●.php
- https://saisoncard.co.jp.●●●●.xyz/●●●●.php
- http://saisoncard.co.jp.●●●●.monster/
確認されているメール例
間違えてURL/リンクを開いてしまった場合
怪しいメールのリンクを開いてしまった場合でも落ち着いて行動しましょう。
まず、迷惑メールの本文にある「URL/リンク」を開いてしまった場合、すぐに開いたページを閉じましょう。
個人情報やログインID・パスワード、クレジットカード情報などの入力は絶対してはいけません!
個人情報など入力をしなければ、詐欺の被害をなくすことが出来ますが、ウイルス感染の可能性は否定できません。
次に、リンクが分かるのであれば、トレンドマイクロ社より無償で提供されている「Site Safety Center」で安全性の確認を行いましょう。
念のため、PCのウイルス対策ソフトでマルウェアに感染していないかスキャンしましょう。
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