本記事では、Windows11のパソコンでExcelファイルを開くと、「セキュリティの警告 リンクの事項更新が無効にされました(コンテンツの有効化)」とエラーメッセージが表示された場合の対応方法をご紹介いたします。
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エラー症状
Excelファイルを共有フォルダや特定の場所より開こうとすると、ファイル自体は表示することはできるが、上部に以下のエラーメッセージが表示されることがあります。
対象のソフトウェア
Microsoft Excel 2013 2016 2019 2021
Microsoft Office 2013 2016 2019 2021
Microsoft Office Personal professional Home&Business standard
Microsoft Office 365
Microsoft 365
原因
「セキュリティの警告 リンクの事項更新が無効にされました(コンテンツの有効化)」
エラーメッセージが表示される原因は、Excelファイルのブック・シート内のセルが別のExcelファイルのブック・シート内のセルの情報を参照(リンク)しているときに発生します。
解決方法
Excelファイルを開いたら「セキュリティの警告 リンクの事項更新が無効にされました(コンテンツの有効化)」というメッセージが表示された場合は、「コンテンツの有効化」をクリックします。
特に問題がなければ、参照元の自動更新を行いエラーメッセージは消えます。
再度エラーメッセージが表示される場合
Microsoft Excel
このブックには、安全ではない可能性のある外部ソースへのリンクが1つ以上含まれています。リンクを信頼できる場合、リンクを更新して最新データを取り込みます。信頼できない場合は、データをそのまま手元で処理してかまいません。 「更新する」「更新しない」「ヘルプ」
「コンテンツの有効化」を選択しても、新たにエラーメッセージが表示されたら「更新する」を選択します。
自動更新で解決しない場合
再度エラーメッセージが表示され「更新する」を選択しても「更新できません」と表示されることがあります。
更新できません リンクされたブックから更新された値を取得できませんでした。「ブックのリンクを管理 」
この原因は、リンク先ファイル名の変更や、ファイル自体が削除してしまった場合に表示されます。
「ブックのリンクを管理」を選択すると、文書の右サイドに「ブックのリンク」が表示されます。対象リンクの修正を行うか更新しないを選択します。
まとめ
今回は、Excelファイルの起動時に表示されるエラーメッセージの解決方法をご紹介いたしました。
メッセージに表示される選択ボタンよりリンク先のパスなどを修正して更新することで解決できます。
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