「2022年11月11日」河野デジタル大臣は新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA(ココア)」について、感染者との濃厚接触を知らせる機能を順次停止すると記者会見で明らかにしました。
アプリの終了させるためには、「最新版にアップデートしなければならない??」という事で報道など「新たな問題」と話題になりました。
COCOA(ココア)のアプリ開発は、「いつか使わなくなる」ことを見越して設計されていなかったようですね。
今回は、アプリがインストールされたままでどうしたらいいか分からないの方に向けて、削除・アンインストールの方法をお伝えします。
2022年11月17日より配信
「2022/11/17」より1週間程度時間をかけながら「AppStore」もしくは「GooglePlay」より提供されます。
利用者によっては、時間差がありますのでご注意下さい。
バージョンが「3.0.0」なことを確認してアップデートします。
「COCOA機能停止版3.0.0」完全削除方法
① 「AppStore」や「GooglePlay」でアプリの更新画面を表示「バージョン3.0.0」になっていることを確認して「アップデート」を選択
② 「機能停止の手続きへ」を選択
③ 「アプリ利用状況調査への協力のお願い」を確認
河野デジタル大臣は、新たな未来のパンデミックに備えた「情報提供」に協力頂きたいとのことです。
利用者が同意すれば、接触通知の回数などがデジタル庁へ送信されます。個人情報は含まれないようですのでご安心下さい。
ですが、、、、キチンと正確に回答しなくても大丈夫です。
画面に従って操作していくと、最後にアプリの削除を促す画面が出てきます。
④ アンケートの入力後に「機能を停止する」を選択
⑤ アプリの機能を停止することが出来ましたがこれで完了ではありません。スマホの操作でアプリの削除(長押し→アンインストールなど)を行ってください。
案内通りに削除しないと・・・
他のアプリのように「アプリ長押し」など「アンインストール(削除)」だけではCOCOAは完全に消えません。
新型コロナウイルス感染者との接触確認という元々の目的もあり、簡単に削除できない設定となっていました。
そのため裏側でインターネット通信を続けていたり、バッテリーの消費に繋がったり、動作が重くなる原因となる可能性があります。
厚生労働省は「COCOA(ココア)」を利用している場合、手動で削除せず「機能停止版3.0.0」にアップデートするようアナウンスしています。
つまり「COCOA」をスマホから単純に削除しただけでは、定期的に通信料が発生してしまう可能性があるとのことです。(恐ろしい・・・)
すでに削除した!更新版を入れたくない方
すでにアプリをアンインストール・削除している場合、以下の手順をお試し下さい。
iOS(iPhone)の場合
「設定」 → 「接触通知」 → 「接触通知をオフにする」 を選択
Androidの場合
「設定」 → 「Google」 → 「COVID-19 接触通知システム」 → 「接触通知システムを使用」 を選択し「オフ」
新型コロナワクチン接種証明書アプリの設定方法
デジタル庁や厚生労働省の発表
日本政府は「2022年9月26日」より、全国一律で新型コロナウイルス感染者の全数把握を簡略化し、高齢者などリスクの高い人に対象を限定しました。
このため接触確認アプリCOCOA(ココア)は「活用の前提が変わった」として、機能を停止する方針となり、アプリの機能を完全に削除するの最新版バージョン3.0.0を「2022年11月17日」に配信しました。
最新版のリリースを待ってアプリを更新するか、特定の削除設定を行わないと「通信を続けてしまったり」「バッテリーを消費してしまったり」と、完全に機能を停止することが出来ません。
厚生労働省 | FAQ
なぜ接触確認アプリは機能停止されることになったのですか。
接触確認アプリCOCOAは、全数届出見直しに伴い効果が限定的となるため、機能を停止することになりました。
接触確認アプリの機能停止はいつ行われるのですか。
11月17日より順次、機能停止アプリ(3.0.0)の配布を開始いたします。
本アプリをご利用の方はアップデート頂き、画面の案内に従い、機能停止の手続きをお願いいたします。手続き後、本アプリを削除頂いても差し支えありません。
機能停止版は、配布するユーザ数を1日ごとに徐々に拡大しながら配布する形式としております。1週間程度で、全ての利用者の皆様への配信が完了する見込です。機能停止版アプリが反映されるまで、数日お待ちいだく場合があります。
機能停止が決まったので、アプリを削除してもよいですか。
いつでも任意にアプリの利用を中止することができますが、機能停止版アプリ(3.0.0)に更新すると、アプリの操作で、端末内の接触確認機能を停止させることができます。
11月17日より順次、機能停止版アプリ(3.0.0)の配布を開始いたします。本アプリをご利用の方はアップデート頂き、画面の案内に従い、機能停止の手続きを行って頂くとともに、任意の利用状況調査にご協力をお願いいたします。手続き後、本アプリを削除頂いても差し支えありません。
処理番号は今後発行されないのですか。
機能停止と同時期に、処理番号の発行も停止しております。
企業・団体等で職員に貸与する端末に接触確認アプリを一括でインストールしていますが、今後はどうすべきですか。
11月17日より順次、機能停止版アプリ(3.0.0)の配信を開始いたしますので、端末ごとにアップデート頂き、画面の案内に従い、機能停止の手続きを進めていただくよう、周知をお願いいたします。
機能停止の手続きとはなんですか。
接触確認アプリが、陽性者との接触の可能性を通知するために、定期的に端末内で行っている処理を停止させる処理です。
なぜアプリを削除する前に機能停止の手続きをする必要があるのですか。
これまでの版の接触確認アプリは、処理番号の発行が停止されたあとも、接触確認のための定期的な処理が作動し続ける仕様となっていたため、利用者の端末に、わずかながら通信料・バッテリー消費などの負担が発生し続けてしまうものでした。この度、接触確認アプリの運用を停止するにあたって、機能停止をお知らせしつつ、簡単な操作で機能停止の手続きを行えるアプリを提供することとしたものです。
機能停止となる前にアプリを削除してしまいましたが、機能停止の手続きを行う必要はありますか。
削除しただけでは、陽性者との接触の可能性を通知するために、定期的に端末内で行っている処理が続く可能性があります。
機能停止の手続きは必ず行う必要がありますか。
機能停止の手続きは、数回の画面操作で完了します。通信料・バッテリー消費などの利用者の端末への負担をなくすためにも、必ず行っていただくようお願いいたします。
機能停止の手続きはいつまで可能ですか。
現時点で期限は設けておりませんが、可能な限り、2022年12月末までに行っていただくようお願いします。
期間内に機能停止の手続きを行わない場合、どのような影響がありますか。
接触確認のための定期的な処理が作動し続けるため、利用者の端末に、わずかながら通信料・バッテリー消費などの負担が発生し続けてしまう可能性があります。
厚生労働省とデジタル庁の最新情報
新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA) |厚生労働省
さようなら、COCOA
COCOA(ココア)は、新型コロナウイルス感染症の拡大にともない、厚生労働省が「2020年6月」より無償で提供してきたスマホアプリで、これまで約4100万件以上がダウンロードされています。
「2022年9月末」より実施された全数届出の見直しにともない、アプリの効果が限定的となることにより機能を停止する運びとなりました。
今回の開発と運用に「約13億円」かかる見込みのようです。
2022/11/19最新情報追加
これまでの厚生労働省やデジタル庁の発表、メディアの報道などで特定の対応が必要あだと案内されておりましたが、特段の対応は不要との訂正がありました。
最新アップデート版で「更新」→「アンインストール」された方はもちろん、「更新」前にアンインストールした場合でも問題ないようです。
ただし、また情報が更新される可能性もないとも言えず、設定にもう使わない「COCOA(ココア)」の項目があるのも気持ちが悪いので記事の内容の方法で削除することもオススメ致しますので記事の訂正は加えません。
厚生労働省の説明
問⑨-10 機能停止となる前にアプリを削除してしまいましたが、機能停止の手続きを行う必要はありますか。
機能停止の手続きを行う必要はありません。機能が停止していることは端末の設定画面から確認いただけます。
なお、お使いの端末の種類によっては、接触通知機能が停止するまで1日程度かかる場合がありますので、時間をおいて確認ください。この処理が停止していることを確認する方法は、問③-1をご参照ください。
※2022/11/18追記:本設問の回答に誤りがありましたので訂正いたしました。