2024年5月29日に、「amazonプライム」を装ったフィッシング詐欺だと思われるメールが届きました。同じようなメールを受信し、どうしたらいいか迷われている方は、以下を参考に注意しリンクやボタンをクリックしないよう注意しましょう。
フィッシング詐欺対策の定番「ESET HOME セキュリティ」
メールの内容
メールの内容が本物に似ており、正規のWEBページにつながるリンクも紛れているので騙されやすく注意が必要です。
このようなメールが届いても、添付ファイルを開いたりリンクをクリックすることは危険です。詳細を確認すると、怪しい箇所がいくつも確認できます。
差出人
【アマゾン】mail@amlvn.com
※企業メールとして、ドメインは怪しいポイントです。
表題
Amazon プライムにご登録いただき、誠にありがとうございます。
本文
Аmazon お客様
Amazonプライムのご利用、誠にありがとうございます。お客様のAmazonプライム会員資格は、2024/06/01に更新されます。お客様のアカウントには、会費のお支払いに使用できる有効なクレジットカード情報が登録されていないようです。クレジットカード情報の更新や新しいクレジットカードの追加については、以下の手順に従ってください。
1. アカウントサービスにアクセスして、Amazonプライム会員情報を管理します。
2. Amazonプライムに登録したAmazon.co.jpのアカウントを使用してサインインします。
3.左側に表示されている「現在の支払方法」の下にある「支払方法を変更する」のリンク
をクリックします。
4. 有効期限の更新または新しいクレジットカード情報を入力してください。
【支払方法の情報を更新する】
Amazonプライムを継続してご利用いただくために、お客様が指定されたクレジットカードで会費のお支払いができない場合、登録されている別のクレジットカードに会費を請求させていただきます。
会費の請求ができない場合、お客様のAmazonプライム会員資格は失効し、特典をご利用いただけなくなります。
Amazon.co.jpカスタマーサービス
詐欺だと思われる項目
差出人のメールアドレスを確認するとイオンカードと関係ないドメインが確認できます。
※ドメインとは@より後ろの企業や団体などを表す住所のようなものです。
詳細ヘッダーにはまた別のメールアドレスが記載
見に覚えのない内容
リンク先はAmazonを偽装したフィルタリング詐欺サイト
リンク先は、Amazonの偽装サイトの可能性があります。IDやパスワードは絶対入力してはいけません。
正規のAmazonのメールは認証情報が記載されています。
フィッシング詐欺にご注意ください
Amazonの公式サイトでも、「Amazon」を名乗る不審なメールにご注意ください。と注意喚起がなされています。
【公式サAmazonからのEメール、電話、テキストメッセージ、またはウェブページかどうかを見分ける
Amazon.co.jpが使用する差出人Eメールアドレス
- amazon.co.jp
- amazon.jp
- amazon.com
- business.amazon.co.jp
- email.amazon.com
- marketplace.amazon.co.jp
- m.marketplace.amazon.co.jp
- gc.email.amazon.co.jp
- gc.amazon.co.jp
- payments.amazon.co.jp
不審なメールを受け取ったら
フィッシング詐欺は、実在するクレジットカード会社やショッピングサイト・銀⾏やサブスクサービス等を装い、メールやショートメッセージで詐欺サイトへ誘導し、アカウントやパスワード・カード番号などを取得します。
不審なメールを受信したら、開封したりURLをクリックしないようご注意ください。
フィッシングまたはなりすましメールの種類
以下のようなメールには注意が必要です。
- 未納料金の請求
- 登録情報(お支払い情報など)の更新依頼
- Amazon.co.jpを装った偽サイトへのリンク
- その他
間違えてURL/リンクを開いてしまった場合
怪しいメールのリンクを開いてしまった場合でも落ち着いて行動しましょう。
まず、迷惑メールの本文にある「URL/リンク」を開いてしまった場合、すぐに開いたページを閉じましょう。
個人情報やログインID・パスワード、クレジットカード情報などの入力は絶対してはいけません!
個人情報など入力をしなければ、詐欺の被害をなくすことが出来ますが、ウイルス感染の可能性は否定できません。ウイルス感染の可能性もありますのでウイルス対策ソフトでスキャンしてみましょう。
フィッシング対策付きウイルス対策ソフト
リンク先が安全か詐欺サイトのチェックツール
リンク先のホームページが危険な可能性がある場合、事前にツールで安全・危険度を確認することできます。自分のPCを危険さらすことなく、事前に危険度を確認しましょう。
Googleセーフ ブラウジングのサイト ステータス
SecURL
トレンドマイクロ
トレンドマイクロ社より無償で提供されている「Site Safety Center」で安全性の確認を行いましょう。