【設定方法】HP 250R G9 でテンキーのNumLockを起動時に自動で有効・ONにする方法【Windows11】

本記事では、ノートパソコン「HP 250R G9」においてパソコン起動時にテンキーのNumLock/ナムロックボタンを自動でONにする方法をご紹介いたします。

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対象モデル

・HP 250R G9

もしくは、BIOSかUEFIで起動時にNumLockを自動ONできない機種

NumLockが操作できないBIOS・UEFI

設定方法

HP 250R G9 は、BIOSでNumLockを自動ONにすることはできません。
※公式サポート確認済

BIOS/UEFIでNumLock（ナムロック）を操作することができないので、レジストリで操作する方法をご紹介いたします。

レジストリ編集の注意点

レジストリの編集は、Windowsシステムの重要な部分を変更するため、操作は慎重に行う必要があります。誤った編集を行うとシステムに問題が生じる可能性があるため、以下の点に注意してください。

• 編集前にレジストリのバックアップを取得することを推奨します。
• 指示された箇所以外は変更しない。
• 不安な場合は、操作をあきらめて専門性がある方に相談する。

レジストリでNumLockを自動でONにする方法

Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、”regedit” と入力して「OK」を選択します。
※ユーザーアカウント制御の画面が表示されたら「はい」をクリック

レジストリエディターが表示されたら左側のツリーで以下のパスを順に開きます。

HKEY_USERS\.DEFAULT\Control Panel\Keyboard

右側の画面で「InitialKeyboardIndicators」をダブルクリックし、「値のデータ」を「2」に変更して「OK」を選択します。

レジストリエディターを閉じてPCを再起動し、NumLockが自動的にONになったことを確認します。

ナムロックがうまくいかない場合は？

レジストリを編集してもNumLockが自動的にONにならない場合は、以下の点を確認してください。

高速スタートアップの無効化

高速スタートアップ機能が有効になっていると、レジストリの変更が正しく反映されない場合がありので、次の手順で無効化を試してみましょう。

Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開き、”control” と入力して「OK」を選択します。※ユーザーアカウント制御の画面が表示されたら「はい」をクリック

「電源オプション」を選択します。

左側の「電源ボタンの動作を選択する」を選択します。

「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリック

「高速スタートアップを有効にする（推奨）」のチェックを外して 「変更の保存」を選択します。

高速スタートアップを無効化すると、起動時間が若干長くなる可能性がありますが、レジストリの問題が解決することがあります。

注意点

レジストリ編集はシステムに影響を与える可能性があるため、バックアップを取ってから実行することを推奨いたします。

また、Windows Updateにより設定が元に戻る場合がありますので、その場合は再度レジストリを編集してください。

ノートパソコンの場合、テンキーが別のキーと兼用になっていることがあります。NumLockをONにすると、一部のキーの機能が変わる可能性があるので注意しましょう。

まとめ

HP 250R G9 は、BIOSでNumLockを自動ONにすることはできませんが、レジストリを編集することで、Windows起動時にNumLockを自動的にONにすることができます。

この設定により、テンキーを使用する際の手間を省くことができ、作業効率が向上します。また、この設定はWindows 10やWindows 11など、最新のWindowsバージョンでも有効ですが、OSのアップデートにより設定が変更される可能性があるため、定期的に確認することをおすすめします。

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