2023年11月25日土曜日に、「三井住友カード(Card)」を装ったフィッシング詐欺だと思われるメールが届きました。同じようなメールを受信し、どうしたらいいか迷われている方は、以下を参考に注意しリンクやボタンをクリックしないよう注意しましょう。
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メールの内容
このようなメールが届いても、リンクをクリックすることは危険です。詳細を確認すると、怪しい箇所がいくつも確認できます。
差出人
【三井住友Card】no-reply@accounts(数字).google.com
※企業メールなのに、Googleドメインは怪しいポイントです。
表題
【重要】三井住友カード アカウント異常のお知らせ
本文
Visa LINE Pay カード会員 様
本メールはドメインの運用(メール送受信やホームページの表示) に関わる重要な通知となります。
アカウント異常のお知らせ
お客様へ
アカウントに異常活動が検出されました。
弊社では業界最高水準の不正利用検知システムを導入し、24時間365日お客さまのカードのモニタリング(不審カード利用チェック)を行っております。
このシステムにより、お取引を保留させていただく場合がございます。
弊社では第三者によるカード犯罪を未然に防止し、会員の皆さまに安心してカードをご利用いただくために、カードご利用の際に、お客さまの信用状況、ご利用可能額に関係なく、カードのお取引を保留させていただく場合がございます。
ご利用内容の確認を以下の方法でご確認させていただく場合がございます。
・ お客さまのクレジットカード
・ お支払いに指定されている金融機関の口座番号
・ 「通帳」か「キャッシュカード」をご用意ください。
ここからログインし、画面の指示に従ってください。
この間、ご迷惑をおかけしますがご容赦ください。
※変更後、48時間以内に発効する必要があり、期間中は使用できません。
※カードの個人情報によっては電話で連絡する場合もございます。
※正確な情報は必ず記入してください。
三井住友カード株式会社
Copyright (C) 2023 Sumitomo Mitsui Card Co., Ltd.
詐欺だと思われる項目
差出人のメールアドレスを確認すると三井住友カードとは関係のないドメインが確認できます。
詳細ヘッダーにはまた別のメールアドレスが記載
ボタンのリンク先も三井住友カードとは関係のないアドレス
正規の三井住友カードのメールは認証情報が記載されています。
不審なメールを受け取ったら
不審なEメールを受信した場合:
不審なEメールを受信した場合は、メッセージ内のリンクや添付ファイルは開かないでください。開いてしまった場合は、「コンピューターを保護する」をご覧ください。
注: 不審なEメールを受信したと思われる場合は、stop-spoofing@amazon.com(受信専用)宛てにそのEメールを転送してください。
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=G4YFYCCNUSENA23B
三井住友カードを装った不審なメールやSMSに注意
不審なメールやSMSを受け取った場合は、開封せず速やかに削除してください。不審メールかどうか判断に迷う場合、必ず以下「不審なメールへの対応」をご確認ください。
https://www.smbc-card.com/mem/cardinfo/cardinfo4010384.jsp
三井住友カードの正規Eメールドメイン
- contact.vpass.ne.jp
- vpass.ne.jp
- mail.vpass.ne.jp
- smbc-card.com
- prepaid.smbc-card.com
- smbcgroup-point.jp
- otp-auth.net
間違えてURL/リンクを開いてしまった場合
怪しいメールのリンクを開いてしまった場合でも落ち着いて行動しましょう。
まず、迷惑メールの本文にある「URL/リンク」を開いてしまった場合、すぐに開いたページを閉じましょう。
個人情報やログインID・パスワード、クレジットカード情報などの入力は絶対してはいけません!
個人情報など入力をしなければ、詐欺の被害をなくすことが出来ますが、ウイルス感染の可能性は否定できません。
次に、リンクが分かるのであれば、トレンドマイクロ社より無償で提供されている「Site Safety Center」で安全性の確認を行いましょう。
念のため、PCのウイルス対策ソフトでマルウェアに感染していないかスキャンしましょう。
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