パソコンで重要な作業を行っている際、不意に「Windows Update」が自動的に開始され極端に動作が重くなったり、急に再起動を即すメッセージが表示され困ったことはないでしょうか?
通常設定では、「Windows Update」の更新設定として「延長」や「一時停止」「対応時間の選択」など変更することはできますが、セキュリティの都合で完全に停止することはできません。
今回は、「Windows Update」を完全に停止させ任意のタイミングで手動更新を実行する方法をご紹介差し上げます。
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Windows Updateの種類
「Windows Update」には主に2種類あります。
品質更新プログラム(Quality Update)
プログラムバグの修正や、セキュリティに関するシステム更新
主な適用タイミング:毎月第2or第3水曜日
機能更新プログラム(Feature Update)
Windowsに新しい機能を追加するためのシステム更新
年に2回(3月と9月)
※Windowsの標準ウイルス対策ソフト「Windows Defender」の新しいウイルスやマルウェアに対応するための更新もWindows Updateで行われ、こちらは都度が行われます。
Windows各バージョンのサポート期間
バージョン | サポート期間 |
対象OS | Windows Home / Pro |
22H2 | 2024/5/14 |
21H2 | 2023/6/13 |
21H1 | サポート満了 |
20H2 | サポート満了 |
Windows Update停止前の確認
マイクロソフトは、Window Update自動更新の停止を推奨しておりませんのでご注意下さい。
ProかHomeの確認
Windows11のパソコンでWindows Updateを止めるには、Proエディション(主に法人・組織向け)とHomeエディション(主に個人向け)で異なります。
自身のPCが「Pro」と「Home」、どちらのエディションか確認します。
「Windows」マークを「右クリック」→「設定」を選択します。
「システム」画面が表示されるので一番下までスクロールし、「バージョン情報」を選択します。
真ん中あたりまでスクロールし「Windowsの仕様」より「エディション」を確認します。
例では、エディションに「Windows 11 Pro」とあります。
パソコンのwindows11のエディションを確認したら、windowsUpdateを停止させます。
今回は、Windows11 ProのUpdate停止方法をご紹介します。
Windows Update停止方法「Win11 Pro」
Windows 11 Proの場合は、「ローカルグループポリシーエディター」で自動更新を停止します。
検索ボックスへ「グループ」と入力し「グループポリシーの編集」を選択します。
ローカルグループポリシーエディターが立ち上がるので左側のメニューより、「コンピュータの構成」→「管理用テンプレート」→「Windowsコンポーネント」→「Windows Update」を選択し、「エンドユーザーエクスペリエンスの管理」をダブルクリックします。
「自動更新を構成する」より「無効」にチェックし「適用」を選択します。
ローカルグループポリシーエディターに戻り、同じく「Windows Update」の項目より、「従来のポリシー」→「推奨される更新の自動を有効にする」をダブルクリックします。
「推奨される更新の自動を有効にする」より「無効」にチェックを入れて「適用」を選択します。
設定を変更後、再起動を行い確認します。
最後に
上記の方法で「Windows Update サービス」を無効にしてもなぜか自動更新設定に戻ることがあります。手動でWindows Updateを行ったあとであったり設定に漏れがあったりと要因は様々です。
どちらにしても、Windows Updateの自動更新を停止したままだと、プログラムの脆弱性が改善されない状態となりますでの注意が必要です。
自動更新を停止した場合は、定期的に手動で更新プログラムを適用しましょう。
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