本記事では、買い切り版 マイクロソフト オフィス (Microsoft Office 2021)をお得に購入する方法と、インストール・ダウンロード手順をご紹介いたします。
オフィスの選び方
Microsoft Office(オフィス)は、Word(文書)・Excel(表計算)・PowerPoint(プレゼン)などのソフトがセットになったオフィス業務に欠かせない統合ソフトの一つです。
Windowsユーザーだけでなく、MacユーザーにとってもOfficeはコミュニケーションやビジネス用途として重要なソフトウェアです。
パソコンへ Microsoft Office(マイクロソフト オフィス ) をインストールするには、買い切り版「Office 2021」か、サブスク版「Microsoft 365」のどちらかを選択します。
サブスク版と買い切り版の違い
「Microsoft 365」と「Office 2021」の主な違いは、料金の支払い方法です。
どちらも PC に Officeソフト をインストールでき、インターネットに接続していなくても利用することが出来ます。
Microsoft 365
サブスクリプション型で、月額や年額で支払いが発生し自動で更新されます。
Office 2021
買い切り版で、一度購入すれば永続利用できますがサポート終了期間(2026/10/13)が決まっており、結局は新しい製品を買い直す必要があります。
Office 2021 (永続) | Microsoft 365 (サブスク) | |
カード or コード | カード or ライセンス | |
買い方 | 買い切り | 年額 or 月額 |
利用数 | 1アカウント×PC2台 | 1アカウント×PC5台 6アカウント×PC5台など |
移行 | PC間のライセンス移行可能 | PC間のライセンス移行可能 |
更新 | 購入バージョンの 更新プログラムのみ | 常に最新版へ更新 |
ポイント | サブスクを避けたい方はこちら | 今後の主流 |
買い切り版 オフィスの価格一覧
Windowsユーザーが個人や法人用途で利用する場合は、使えるソフトの違いで選択します。
PowerPointまで必要であれば「Home & Business」、WordとExcelだけでよければ「Personal」、Accessが必要であれば「Professional」となります。
Office 2021 永続版 (買い切り) | |||
バージョン | Home & Business 2021 | Personal 2021 | Professional 2021 |
対象 | 全ユーザー | 全ユーザー | 全ユーザー |
利用年数 | 買い切り | 買い切り | 買い切り |
Amazon カード版 参考価格 | ¥43,040 | ¥37,700 | – |
Amazon コード版 参考価格 | ¥39,582 | ¥33,930 | ¥68,085 |
楽天カード版 参考価格 | ¥43,980 | ¥37,700 | – |
アカウント | 1ユーザー | 1ユーザー | 1ユーザー |
台数 | 2台 | 2台 | 2台 |
Word | 〇 | 〇 | 〇 |
Excel | 〇 | 〇 | 〇 |
PowerPoint | 〇 | × | 〇 |
Outlook | 〇 | 〇 | 〇 |
Access | × | × | 〇 |
Publisher | × | × | 〇 |
Windows | 〇 | 〇 | 〇 |
MacOS | 〇 | × | × |
iPad/iOS | × | × | × |
Android | × | × | × |
OneDrive 1TB | × | × | × |
PCは「Macだけ」というユーザーは、買い切りで2台までインストール可能な「Home & Student 2021 for Mac」、学生や教育機関勤めの方は「Professional Academic 2021」がお得です。
Office 2021 永続版 (買い切り) | |||
バージョン | Home & Business 2021 | Home & Student 2021 for Mac | Microsoft Office Academic 2021 for Mac |
対象 | 全ユーザー | Macユーザー | Macユーザー(教育機関) |
購入方法 | 買い切り | 買い切り | 買い切り |
Amazon カード版 参考価格 | ¥43,040 | ¥29,981 | ¥22,750 |
Amazon コード版 参考価格 | ¥39,582 | ¥26,982 | ¥39,982 |
楽天 カード版 参考価格 | ¥43,980 | ¥29,980 | ¥21,249 |
アカウント | 1ユーザー | 1ユーザー | 1ユーザー |
台数 | 2台 | 2台 | 2台 |
Word | 〇 | 〇 | 〇 |
Excel | 〇 | 〇 | 〇 |
PowerPoint | 〇 | 〇 | 〇 |
Outlook | 〇 | × | 〇 |
Access | × | × | × |
Publisher | × | × | × |
Windows | 〇 | × | × |
MacOS | 〇 | 〇 | 〇 |
iPad/iOS | × | × | × |
Android | × | × | × |
OneDrive 1TB | × | × | × |
カード版とコード版の違い
Amazonには「カード版」と「コード版」があり、プロダクトキーが記載された「カード」が送付されるか、メールで送られてくるかの違いとなります。
カード版は商品が配送されるまで待つ必要がありますが、コード版はメールで送られるので、すぐ利用したい場合に便利です。
カード版 | コード版 | |
購入方法 | カード版 | ダウンロード版 |
購入先 | 店舗やネットなど | Amazon、Microsoft |
納品方法 | キーが記載されたカード | キーが記載されたメール |
DVD版は廃止されています。Amazonでは、違法にDVDで販売されているケースもありますので注意しましょう。
買い切り単品Office一覧
単品のOffice製品を購入する場合は、ソフトが統合されたOffice製品より割高になる場合がありますのでご注意下さい。
アプリ | Amazon カード版 参考価格 | Amazon コード版 参考価格 | 楽天 カード版 参考価格 | 備考 | |
Excel 2021 | ¥20,590 | ¥18,531 | ¥20,589 | 1ユーザー 2台のPC Windows /Mac | |
Power Point 2021 | ¥20,590 | ¥18,531 | ¥20,589 | 1ユーザー 2台のPC Windows /Mac | |
Word 2021 | ¥19,889 | ¥18,531 | ¥20,589 | 1ユーザー 2台のPC Windows /Mac | |
Access 2021 | ¥20,590 | ¥18,531 | ¥20,589 | 1ユーザー 2台のPC Windows | |
Visio Standard 2021 | ¥57,373 | ¥52,344 | ¥58,160 | 1ユーザー 2台のPC Windows | |
Visio Professional 2021 | ¥109,650 | ¥98,685 | ¥109,650 | 1ユーザー 2台のPC Windows | |
Outlook 2021 | ¥20,590 | ¥18,531 | ¥20,589 | 1ユーザー 2台のPC Windows /Mac | |
Publisher 2021 | ¥20,288 | ¥18,531 | ¥20,589 | 1ユーザー 2台のPC Windows | |
Project Standard 2021 | ¥120,780 | ¥108,702 | ¥120,780 | 1ユーザー 2台のPC Windows | |
Project Professional 2021 | ¥201,490 | ¥181,341 | ¥201,490 | 1ユーザー 2台のPC Windows |
買い切り購入の注意点
Microsoft Office 2021 のサポート満了予定は「2026年10月13日」です。
買い切り版のOfficeは、サポート期間に限りがあります。各製品をご利用中の方はサポート期間に注意しましょう。今後は、サブスク版が主流になると思われ「Microsoft365」の比較検討もオススメです。
バージョン | メインサポート | 延長サポート |
Office 2010 | サポート期間 満了済 | サポート期間 満了済 |
Office 2013 | 2018年4月10日 満了済 | 2023年4月11日 満了済 |
Office 2016 | 2020年10月13日 満了済 | 2025年10月14日 |
Office 2019 | 2023年10月10日 満了済 | 2025年10月14日 |
Office 2021 | 2026年10月13日 | 予定なし |
Officeのインストール方法
Microsoft Office 2021のダウンロードとインストール方法
ヤフオクやAmazonなど非公式激安Officeの危険性
身近なヤフオクやAmazonでは、非公式経由のOfficeが激安価格で販売されています。
価格が安いからといってこのようなofficeを購入すると、インストールができなかったりライセンスの認証エラーになったりとトラブルが多く報告されています。
Microsoftより非正規品のofficeについて見分け方がアナウンスされています。
Pro製品やOffice365、メディア付きのofficeは非公式です。
1. Office Professional Plus や Office 365 を販売している
Office Professional Plus は、企業向けの商品で一般消費者向けには販売されていません。また Office 365 は 2020 年 4 月より Microsoft 365 に名称を変更しています。これらの製品は、すでに利用できない不正なプロダクト キーとセットで販売されているケースが数多く報告されています2. Office Home and Student、Office 365 Home Premium を販売している
Office Home and Student、Office 365 Home Premium は、日本国内向けには販売されていません。Office Home and Student を購入したが、実際は他のエディションが送られてきて、添付されていたプロダクト キーを使って認証できなかった、という問題が報告されています。3. 他国語版を販売している
Office は、各国の環境に合わせて商品をご提供しています。他国語版をご購入されても、日本国内では認証されません。購入したが認証できずに利用できない、サポートを受けることができないというトラブルが発生しています。4. OEM 版、DSP 版と称したエディションを販売している
OEM 版、DSP 版の Office は、一般消費者向けには販売されていません。これらの商品を購入したら実際には他のエディションが送られてきて、認証ができないというトラブルが見受けられます。5. メディアが添付されている
https://www.microsoft.com/ja-jp/office/homeuse/prodinfo.aspx
Office 2021、Office 2019、Office 2016、Microsoft 365 Personal、Microsoft 365 Business Standard にはメディアが添付されておらず、インターネット上からイメージをダウンロードしてインストールするようになっています。マイクロソフトが新しい Office にメディアを添付して販売することはありませんので、メディアが添付されている場合は非正規品となります。
Microsoftが販売するOfficeの正規パッケージ版は以下の形状です。
安いからといって非正規品を購入してしまい、安物買いの銭失いにならないよう注意しましょう。